水足博泉的学问与思想（日文版）

本书以水足博泉的儒学思想为中心，试图阐明博泉的思想特征及其根源。本书由六章组成，第一章以水足博泉对朱子学的批判为主题，讨论博泉对朱子学的看法。通过博泉对朱子学的批判，可以看出他推崇古学。第二章，以博泉的主要政论书《太平策》为中心，着眼于他对孔孟等儒学大家的看法。第三章则立足于博泉与朝鲜学士的笔谈赠答。通过比较分析汉诗的平仄与出处，重新探讨荻生徂徕对博泉的评价，并论述徂徕学与朱子学之间存在的差异。第四章论述荻生徂徕对水足博泉的影响。第五章，与徂徕弟子服部南郭、太宰春台相比，探讨了博泉在徂徕学派中的定位，明确了博泉比南郭、春台更全面地继承了徂徕的学说。*后，第六章总结了第一章至第五章的主要见解，对水足博泉这位少年天才的主要学术思想进行了归纳。综上所述，本书在阐明博泉思想的基础上，明确其学术特点是立足于徂徕学和尊王思想，同时也表现出对朱子学、古义学的排斥。

李玲 韩国木浦大学日语语言文学博士，黄冈师范学院日语系专任教师。主要讲授日语专业本科生《日语泛读教程》《日语听力》以及《基础日语》等课程。在《比较日本学》等韩国核心期刊发表论文三篇。主要论文有：从水足博泉《太平策》考察其先哲认识【J】.比较日本学,2021,(02):153-172.韩国汉阳大学日本学国际比较研究所关于水足博泉和朝鲜学士的汉诗赠答的诸问题——以荻生徂徕的评价为中心【J】.比较日本学,2021,(04):209-226.韩国汉阳大学日本学国际比较研究所主要研究领域是日本江户时代古典文学与文化等。

徂徠は享保十三年（1728）、博泉二十二歳の時になくなった。徂徠の直弟子 である服部南郭は、肥後出身の儒者である住江滄浪と交遊し、滄浪に手紙を送 って徂徠の訃告を知らせた。博泉は滄浪を通して徂徠の逝去を確認するように なった。残念なことに、徂徠歿後の半年後の八月十八日、滄浪も志半ばにして 世を去ってきた。滄浪のことを告げるため、博泉は南郭に*初の手紙を寄せた。 博泉への南郭の返信は、「報水斯立」という名で『南郭先生文集』(1729) に収録されている。南郭は、徂徠が存命中に何回も博泉を褒めたことがあると 言っている。今回、博泉から手紙を受け取ったとき、深いコミュニケーション を取るべきであったが、*近体調が悪いので、博泉とのやりとりを行うことが できなかった、という短い返信を返した。

序章 001 第一節　先行研究 002 第二節　水足博泉の年譜考証 008 一、子供時代 008 宝永四年（1707）一歳 008 正徳三年（1713）七歳 008 正徳四年（1714）八歳 011 享保四年（1719）十三歳 012 享保五年（1720）十四歳 012 享保六年（1721）十五歳 013 享保七年（1722）十六歳 014 二、仕官時代 015 享保十一年（1726）二十歳 015 享保十二年（1727）二十一歳 017 享保十三年（1728）二十二歳 017 享保十四年（1729）二十三歳 017 享保十五年（1730）二十四歳 018 享保十五年（1730）から享保十七年（1732）の間　二十四歳 　から二十六歳の間 018 享保十七年（1732）二十六歳 019 第三節　各章の課題 023 第一章　水足博泉の朱子学批判――『大学』の三綱領？八条目 をめぐって―― 025 第一節　はじめに 025 第二節　朱子学に対する全体的な評価 026 第三節　『大学』について 028 第四節　三綱領 034 第五節　八条目 040 第六節　おわりに 043 第二章　水足博泉『太平策』にみる先哲認識の考察 046 第一節　はじめに 046 第二節　『太平策』十二巻の概要 048 第三節　『太平策』にみる先哲の影響 049 第四節　水足博泉の先哲認識 051 一、孔子の思想への傾倒 051 二、老子言論の評価 054 三、孟子言論の批判 059 第五節　おわりに 064 第三章　水足博泉と朝鮮学士との詩文贈答について ――荻生徂徠の書簡からの評価をめぐって―― 067 第一節　はじめに 067 第二節　諸本の相違について 069 第三節　平仄の検証 075 一、平仄の決まりに則っている詩作 077 二、平仄の決まりに問題があるもの 079 第四節　出典について 080 第五節　徂徠の書簡による漢詩評価について 084 第六節　おわりに 087 第四章　水足博泉の思想形成における荻生徂徠の影響 ――「復水神童」から「太平策」へ―― 088 第一節　はじめに 088 第二節　水足博泉と荻生徂徠の関係 089 第三節　水足博泉と荻生徂徠の問答 093 第四節　1726 年の問答 097 一、先王之教 097 二、礼楽古代無書 102 三、左伝 108 四、律暦 110 五、書数 114 六、孔孟之称 116 第五節　おわりに 118 第五章　水足博泉と徂徠学派 121 第一節　はじめに 121 第二節　博泉と徂徠学派 122 第三節　水足博泉と服部南郭 128 第四節　水足博泉と太宰春台　 131 第五節　おわりに 139 終章　まとめ 141 参考文献 144